鬼滅の刃なんかグッときた

こじらせております。

「鬼滅の刃 」響凱(きょうがい)の過去とは?太鼓 ポンポンポン

「鬼滅の刃 」響凱(きょうがい)の過去とは?太鼓 ポンポンポン

 響凱

 

鼓を叩く鬼、その名は響凱(きょうがい)。
ぶつぶつ独り事を話、どこか神経質そうな様子を見せます。
響凱、その過去が切ないのです。

 

 

 

 

 

 

 

響凱(きょうがい)の過去とは?

 

 

響凱は作家を目指していました。
もう鬼になっていたけど作家を目指していました。

響凱の師匠的な人物は言います。
響凱の書いた原稿を手に言います。

 

 

つまらないよ

つまらないんだよ
君の書き物は
全てにおいて塵のようだ

美しさも
儚さも
凄みもない

 

 目の前で原稿をばら撒かれます。

 

もう書くのは
よしたらどうだい
紙と万年筆の無駄遣いだよ

最近は昼間
全く外に出て来ないし
そんなふうだから君はつまらないのさ

趣味の鼓でも叩いてたら
いいんだ

この家に
閉じ籠って

それもまぁ
人に教えられる腕前ではないが

 

 

師匠的人物は響凱の原稿を踏んづけて去っていきます。

その場で響凱は師匠的な人物を殺害しています。
なにをやっても中途半端な人物として自分に引け目感じます。

鬼になり十二鬼月になるも・・・。
その称号を剥奪されます。

 

 

 

響凱は元十二鬼月

 

 

 

響凱の右目には「下弦」の文字が刻まれています。
が、バツ印がついています。

 

というのも響凱、段々と人間を食べられなくなってしまったそうです。
人を食べた量で鬼の強さは決まります。

 

響凱の力の限界なのでしょう・・・。
鬼の始祖、鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)は響凱から十二鬼月の称号を剥奪しました。

 

数字は剥奪する
それがお前の限界なのだ

 

作家にはなれず・・・。
鬼としても自分の限界につきあたってしまう。

そんな響凱はは稀血の少年の血を狙い捕らえました。
ですが何故か、他の鬼たちも響凱の住処で稀血の少年を襲います。

 

響凱は言います。

なぜだ
どいつもこいつも
他所様の家にづかづかと
入り込み

 

~省略~

 

俺が見つけた
”稀血”の子供なのに

 

響凱の住処に他の鬼たちやってきてしまうのです。
誰が稀血の少年を食べるかで喧嘩になったとのこと。

 

元十二鬼月。
しかし今やただの異能の鬼です。

 

響凱はずっとこんな人生だったんじゃないのか?
そんな風に考えると切ないのです。

 

 

 

響凱の最後

 

響凱の最後

 

 炭治郎、水の呼吸・玖の型、水流飛沫・乱で懐にもぐりこまれ、
首をはねられます。

 

 

炭治郎は言います。

君の血鬼術は凄かった!!

 

頭部を斬りはなされた響凱は言います。

小生の・・・
血鬼術は・・・・・・
凄いか・・・・・・

 

炭治郎は答えます。

凄かった
でも
人を殺したことは
許さない

 

 

響凱は自分が認めらたことを
嬉しそう涙を流しながら消滅していきます。

 

 

響凱の血鬼術とは?

 

響凱の血鬼術とは?

 

 体についている鼓を叩きます。
右肩の鼓を叩くと右に部屋が回転します。
左肩の鼓を叩くと左に部屋が回転します。
右脚の鼓を叩くと前に部屋が回転します。
左脚の鼓を叩くと後に部屋が回転します。

 

 

 

腹の鼓を叩くと、鋭い刃が飛んできます。
風がギュって飛んできます。

響凱の立ち位置は常に変わりません。
そのためその術を受けた炭治郎が天井を足元にして、
地上に立つ響凱と闘ったりします。