鬼滅の刃なんかグッときた

こじらせております。

【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の過去と最後・やさしい子だったんだね

【鬼滅の刃】猗窩座(あかざ)の過去と最後

 

猗窩座(あかざ)

 

 

猗窩座(あかざ)とは?

上弦の参

炎柱の煉獄杏寿郎を倒した鬼です。
武を究めんとする鬼なのです。

 

 

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猗窩座は杏寿郎の強さを認めて、
鬼になることを誘います。

で断られます。
で戦うのです。

 

猗窩座は言うのです。

才能を持つ者が醜く衰えていくのがつらい。
耐えられない。だったら若く強いまま、自分があやめてやるよ。と・・・。

猗窩座は強さにこだわる鬼なのです。

 

 

猗窩座は言います。

弱者を見ると虫唾(むしず)が走る

 

 

猗窩座は弱者が嫌いなのです。
これは猗窩座の過去に関係します。

猗窩座、昔は優しい子だったのです。

 

 

 

 

 

 

猗窩座の過去

11歳の人間、猗窩座は犯罪を繰り返していました。
奉行所に捕まっては刑罰を受けていました。

猗窩座、人間だった頃の名前は”伯治”はくじ

 


伯治の家は貧乏でした。
だけどお父さんが病気でした。
伯治はお父さんに薬を買うために犯罪を犯し、金品を奪っていたのです。

ただ伯治のお父さんは、
自ら命を経ちます。

自分が伯治の人生の重荷になっていると思ったのです。

 

伯治は荒れます。
町に出て喧嘩です。
大人七人を素手て倒してしまうのです。

 

そんな伯治でしたが、
慶蔵(けいぞう)や恋雪(こゆき)との出会いによって変わっていきます。


慶蔵は町で喧嘩をしている伯治に出会って、
ボコボコにします。

そして伯治を道場に連れて帰るのです。

 

慶蔵は言います。

罪人のお前は
先刻ボコボコにして
やっつけたから大丈夫だ!

 


慶蔵は素流(そりゅう)という武術道場の師範です。
恋雪は慶蔵の娘です。そして病気を患っています。

伯治は恋雪に病気だった父を重ねます。

 

伯治は思います。

病で苦しむ人間は何故いつも謝るのか
手間をかけて申し訳ない
咳の音がうるさくて申し訳ない
満足に働けなくて申し訳ない

 

自分のことは自分でしたいだろう
咳だって止まらないんだ
普通に呼吸できりゃあしたいだろう

 

一番苦しいのは
本人のはずなのに


そうなのです。
伯治はいい子なのです。
基本、いい子なのです。

 

伯治は18歳になりました。

慶蔵に言われます。

この道場を継いでくれないか伯治
小雪もお前のことが好きだと言っているし

 

 

驚く伯治


驚く伯治です。


罪人の刺青が入っている伯治。
自分の未来なんてうまく想像できませんでした。
そんな伯治が・・・。

 

よかったな~伯治。

 

恋雪は言います。

今年花火を見れなかったとしても
来年・・・再来年見に行けばいいって言ってくれた
私は来年も再来年も生きている自分がうまく想像できませんでした

 

母も父も諦めていると・・・。
母は娘が亡くなるのが見たくなくて自死ですよ。
でもねっつって。

 

だけど伯治さんには
私の未来が見えていた
当たり前のことのように
来年再来年の話をしてくれたんです。
本当に嬉しかった

 

 


ようやく伯治に幸せがおとずれたのです。
やっと、伯治にも幸せが・・・。

ところがどっこいであります。


慶蔵と恋雪、毒殺されます。

慶蔵の強さを妬んだ、隣接する剣術道場の仕業です。


その夜、惨殺事件が起きます。
剣術道場の67名が殺害されました。

素手による頭部破壊、内臓破壊
殆どの遺体は潰されて原型がなく、ひしゃげた上
体の一部が大きく欠損・・・。

 

伯治・・・。


その夜、
伯治は鬼舞辻無惨に出会います。

ゴシャッって・・・。

 

猗窩座、鬼になる

 

十二体程強い鬼を造ろうと思っているんだ
お前は与えられるこの血の量に耐えられるかな?

 

 

猗窩座の誕生です。

 

猗窩座は強さを求めます。

弱い奴が嫌いだ
弱い奴は
正々堂々とやり合わず
井戸に毒を入れる
醜い
弱い奴は辛抱が足りない
すぐに自暴自棄になる

ただ、猗窩座は気づきます。
鬼になってしまった猗窩座ですが・・・。
最後は人間だった頃の記憶、気持ちを取り戻します。


猗窩座の最後です。

 

 

 

猗窩座VS炭治郎・富岡義勇

 

猗窩座、強いのです。
炭治郎と富岡義勇の二人を相手に圧倒しています。

 

義勇は思います。

この男は修羅だ
戦うこと以外
全て捨てた男だ

 

 

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どうなるの、この戦い?
炭治郎、覚醒です。

 

闘気がないまま戦う炭治郎、猗窩座びっくりです。
炭治郎の『ヒノカミ神楽 斜陽転身』

 

炭治郎のヒノカミ神楽・斜陽転身

 

猗窩座の首がはねられます。
それでも猗窩座は即座に自分の首を繋げようとします。
背後から義勇の刀がとびます。

 

胴体から落下する頭・・・。
消滅する頭・・・。

 

が、猗窩座の体は世界に踏みとどまります。
クビの断面をボコボコと閉じて、再び戦い始めるのです。
頭を再生させようとします。

 

猗窩座は過去を思い出します。
なんでしょう?新しく頭を再生させようとしたからでしょうか?
人間だった頃の記憶がうっすらと・・・。

 

慶蔵や恋雪を思い出します。

弱い奴が嫌いだ
弱い奴は
正々堂々とやり合わず
井戸に毒を入れる
醜い
弱い奴は辛抱が足りない
すぐに自暴自棄になる

 

”守る拳”で人を殺した
師範の大切な素流を血塗れにし親父の遺言も守れない
そうだ
俺が殺したかったのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猗窩座の最後

 

猗窩座は自分で自分を攻撃します。
再生する鬼の体を自ら攻撃します。
再生を止めようとするのです。


猗窩座の脳裏に、
亡き父や慶蔵が現れます。
鬼の猗窩座が人間だった頃の記憶を取り戻して、
永眠・・・。

が、
猗窩座の脳裏に、
鬼舞辻無惨の姿が浮かびます。

 

強くなりたいのではなかったのか?
お前はこれで終わりなのか?
猗窩座

 

猗窩座が再び鬼へ・・・。
猗窩座の脳裏に恋雪が現れます。

 

伯治さん
ありがとう
もう充分です
もういいの
もういいのよ


猗窩座は恋雪に謝ります。
子供のように泣きじゃくって謝るのです。

 

別に恋雪は猗窩座を怒ってなんていないのに・・・。
猗窩座は自分が許せないのです。
守りたかったから強くなりたかったのです。

 

猗窩座、泣きじゃくる

 

 

恋雪は猗窩座が自分たちのことを思い出してくれたことが嬉しいのです。

おかえりなさい
あなた・・・


猗窩座は再生をやめて消滅します。

 

猗窩座の最後

 

 

 

なんでも猗窩座、
絶対に女の人を食べなかったそうです。
のちに上弦の弐・童磨(どうま)によって語られます。

 

 

いや~猗窩座、
初登場の時はイヤな奴だなと思ってたんですが、まあねぇ・・・。
鬼になってさ、ほら色々ね。でもあれか・・・。
なかなかたいへんです。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。