鬼滅の刃なんかグッときた

こじらせております。

鬼滅の刃「栗花落カナヲ」片目を失明?

鬼滅の刃「栗花落カナヲ」片目を失明?

 

栗花落カナヲ(つゆり・かなお)が片目を失明・・・。
それは上弦の弐・童磨との戦いのさなかです。

 

カナヲは花の呼吸・終ノ型:彼岸朱眼(ひがんしゅがん)を使用しました。

 

 

花の呼吸【終ノ型】彼岸朱眼とは?

 

動体視力を極限まであげる技です。
動体視力を極限まであげることによって、周囲の動きは遅く鈍く見えるようになります。

ただ眼球への圧力で出血して強膜は赤く染まります。
眼球はとても繊細であるため、過剰に負荷をかえるのは危険であり、失明のおそれがでます。

 

 

 

 

栗花落カナヲの両目は真っ赤です。内出血しているわけですね。
カナヲはどうしても童磨を倒したかったのです。

 

 

花の呼吸の技

 

花の呼吸・弐ノ型:御影梅(みかげうめ)
童磨の血鬼術・枯園垂りを防ぐために使用した技です。

 

花の呼吸・肆ノ型:紅花衣(べにはなごろも)
童磨との戦いで使用、天女のように舞っての攻撃です。

 

花の呼吸・伍ノ型:徒の芍薬(あだのしゃくやく)
芍薬の花のかたちのように、連続した斬撃です。童磨戦で使用。

 

花の呼吸・陸ノ型:渦桃(うずもも)
アクロバティックに空中で体を捻りながらの斬撃です。童磨線で使用。

 

花の呼吸・終ノ型:彼岸朱眼(ひがんしゅがん)
動体視力を極限まであげる技。童磨線で使用。

 

 

童磨は胡蝶姉妹(しのぶ・カナエ)の仇

 

 

 

上弦の弐・童磨は胡蝶しのぶの仇です。
しのぶは生前、カナヲに童磨を倒すための作戦を伝えていました。
それはしのぶ自身が毒となり、童磨に吸収されて弱ったところをカナヲが斬るというものです。しのぶの姉・胡蝶カナエも童磨によって命を奪われています。

 

普段感情的にならない、カナヲですが目の前でしのぶをあやめられて、怒りの表情を見せています。

 

私は・・・
栗花落カナヲ
胡蝶カナエと胡蝶しのぶの
妹だ・・・

鬼滅の刃:18巻 栗花落カナヲの台詞

 

 

栗花落カナヲの過去

 

 

栗花落カナヲがまだ栗花落カナヲになる前です。栗花落カナヲには名前がありませんでした。貧しい家で育ち、両親は暴力を振るったそうです。朝には動かなくってしまった兄弟もいました。両親は少女に名前をつけませんでした。

 

少女はそんな生活を繰り返していると、ある日当然、何も感じなくなってしまったそうです。少女は親に売られます。

 

首に縄をかけられて人買いが連れていきます。胡蝶姉妹に会ったのはそんな時です。胡蝶姉妹に保護された少女はカナヲという名前をつけられます。

 

最初は命令されないと食事もとれないカナヲでしたが、蝶屋敷での生活で少しづつ変わっていきます。

 

苗字の”栗花落(つゆり)”はいくつか候補がある中から自分で選びました。

 

 

胡蝶カナエは言います。

きっかけさえあれば人の心は花開くから大丈夫
いつか好きな男の子でも
できたらカナヲだって
変わるわよ

鬼滅の刃:7巻 胡蝶カナヲの台詞

 

栗花落カナヲは胡蝶カナエが童磨に命を奪われた時、泣けませんでした。
ただ独り、泣くことができませんでした。子供時代、両親から泣くと暴力を受けていたため体が泣かない様になってしまったのです。

 

罪悪感を感じるカナヲを誰も咎めることなく、蝶屋敷の面々はやさしくしてくれました。

 

栗花落カナヲ・片目を失明?

 

栗花落カナヲは童磨との戦いで、花の呼吸【終ノ型】彼岸朱眼を使用したことによって片目(右)を失明してしまいます。

 

のちにカナヲは鬼になってしまった炭治郎を人間にもどすために、活躍します。本人いわく、片目が助かったのはこのためだったんだと健気な意見を述べています。残った片目で鬼化した炭治郎に近づくために彼岸朱眼を使用します。

 

 

戦いのあとの栗花落カナヲ

 

 

しのぶの毒で弱った童磨を、カナヲは伊之助と協力して倒しています。
これまで自分の感情を感じない様になっていたカナヲでしたが、胡蝶姉妹への想いから涙を見せています。哀しいだけではなく、頑張って戦ったことを胡蝶姉妹が誉めてくれているような・・・複雑な感情です。

 

 

右目を失明したカナヲですが、傷ついた伊之助を肩をかして再び無限城での鬼との戦いに挑んでいきます。以前の自分にとって、どうでもいいこと(ほとんどのことはどうでもいいこと)はコインを裏表で決めていたカナヲとはまるで別人のようです。