【ハンターハンター】ゴンVSネフェルピトー決着!!とんだ死闘です!ホンとに少年漫画なの?
【ハンターハンター】ゴンVSネフェルピトー決着!!とんだ死闘です!ホンとに少年漫画なの?
『ハンターハンター』キメラアント編、ゴンと王直属護衛軍の一人であるネフェルピトーの戦いが凄いのです。なにがすごいって、えええええええ!!!そんな驚きもありつつ、切なさが漂うと言う、なんだか不思議な感情に陥ってしまうのです。この戦いは、ずっと頭の片隅には残っているんじゃなのだろうか?そんな気すらしていまうほどの死闘なのです。
ゴンはネフェルピトーに対して怒りを持っています。何故ならネフェルピトーはカイトを殺しました。カイトはゴンの兄的存在の人物なのです。作者の富樫先生もすごいストーリー展開をさせますね。そんな風にやっちゃって大丈夫なの?どうするんですそれ?で、更にそんな・・・でも、とってもおもしろいのです。
ゴンとネフェルピトーの戦いにいく前にまずはカイトとネフェルピトーの戦いをふり返りたいと思います。
カイトVSネフェルピトー
ゴンとキルア、カイトの三名はNGL自治区に入り、キメラアントたちと戦っています。相手によっては苦戦したりもするのですが、それでもキメラアントたちを倒していきます。兵隊長クラスも苦にせず倒していくゴンとキルアなのです。カイトの念能力『気狂いピエロ』(クレイジースロット)も圧倒的な力を発揮します。なんだよもう、キメラアントなんて楽勝なんじゃん!そんなに風にぼくは思っていました。そんや矢先のことです。
もうフラグは立てられていたのかもしれません王直属護衛軍の一人、ネフェルピトーの出現。キメラアントの中にも念能力を覚えた者がいます。その中でも我の強い者は、自分が王になることを考えたりします。きんなキメラントの一人、ラモットは思います。自分は強い、自分が王になることすら可能!そんなラモットの前にネフェルピトーはやって来ました。
ラモットは思います。
短い
そして
愚かな
夢だった格が
違う決して覆ることのない
予め決められた地位
ネフェルピトーの前にひざまずくのです。そう思わせるぐらいネフェルピトーのオーラは圧倒的であり、凶々しいのです。ネフェルピトーは自分がどれだけ強いのか確かめに行きます。だいぶ遠くにカイトたちを発見するのです。で、「ヒュオ!」ネフェルピトーはカイトの側に着地。その時にはカイトの右腕を切断しています。
カイトはゴンとキルアに逃げように指示します。カイトとネフェルピトーの戦闘が幕を開けそうです。次にカイトとネフェルピトーの戦闘シーンの時には、ネフェルピトーがカイトの切断した頭を持って座っています。
ネフェルピトーは言います。
うんっ
ぼくちょっと
強いかも♡
ぜんぜん可愛くないのです。
ゴンはカイトが死んだことを知りません。
ゴンは言います。
オレ
思わなかった
弱いことが
こんなに
悔しいなんて
思わなかった・・・・・・!!
ゴンは悔し泣きです。ただ読者は知っているのです。カイトはもう・・・。切ない。切ない。
ゴン、カイトと再会する!
ゴンたちの仲間であるシュートがカイトを捕まえました。なんとカイト、ネフェルピトーに改造されてしまっていたのです。そして兵隊蟻の訓練用に利用されていたのです。近づくものを機械的に攻撃するだけのカイト。
ゴンはカイトをこんな風にしたネフェルピトーに怒りを覚えます。読者であるぼくは思います。えっ?これもう、無理なんじゃ・・・。ただでも、もしかするとカイトをこんな風にしたネフェルピトーなら、カイトを元に戻すことも可能なのだろうか?お願いします。富樫先生。ゴンが可哀そうです。
ゴンとネフェルピトーがは戦うことになるのですが、ただ戦闘を迎えるわけではないのです。ネフェルピトーはネフェルピトーで・・・。
ネフェルピトーは困っています!
ハンター協会のネテロ会長、キメラアントの王『メルエム』を討伐するべく、王のいる城へ侵入します。キルアの祖父、ゼノ=ゾルディックの念能力『龍星群』ドラゴンドライブにて侵入です。王の城へ真上から降り注ぐ、光り輝く群龍。侵入?いや正面突破ですね。さすがネテロ会長です。
それはそうとネフェルピトーです。『龍星群』によってメルエムのお気に入りの人間、コムギが怪我を負ってしまいます。ネフェルピトーの念能力は『玩具修理者』ドクターブライス!治療の念能力なのです。ネフェルピトーは王『メルエム』の命令でコムギの治療にあたります。これ、もしかしたらカイトも治るのかな?若干の希望が見えたような・・・。
それはそうと、ネフェルピトーは大切な王の、大切な人を治療中なのです。そんなところへやる気満々のゴンがやって来ます。もうオーラ全開です。ネフェルピトー、以下ピトー。
ピトーは考えます。
コムギヲ
護ルナント
シテモ・・・!!
キルアはピトーの異変に気づきます。
コムギを守るピトーを見てこのように思います。
母親のよう・・・!!
身を挺して
弱い者を護って
いるような・・・!!
そんなバカな・・・・・・!!
あいつは・・・!!
そんな奴じゃない!!
そうなのです。王『メルエム』も精神的な成長をしたおかげでその結果、ピトーも昔のピトーではいられないのです。ゴンはそんなこと知らないですしね。悪い奴は悪い奴のままだったほうが、倒しやすかったでしょうに。
ゴンVSピトー
怒りで闘う気満々のゴンを前に、ピトーはしゃがんだまま、土下座のように両手を差し出します。上を向けた手の平は害意のないことを示す精いっぱいの所作なのです。
ピトーは言います。
何でも!!
何でも
言うことを聞くから!!
だから
待ってくれ
ボクは
どうしても
この人間を
助けなくちゃ
いけないんだ!!
ゴンからしたらもう意味がわかりません。相手はカイトを殺した相手です。必死で自分に懇願しているのです。
ボクの
大切な方が
大切にしている人間
です
彼女を
治した後は
キミの達の
望む通りに
する・・・!!
ゴンは怒っています。普段のゴンじゃ考えられないぐらい怒っています。もうこわいぐらいです。
ピトーは自分の左腕を折ります。
ピトーは言います。
望むならば・・・
右腕もそれでも足りなければ・・・
両の脚も・・・・・・!!
頼むから
彼女を・・・助けさせてくれ・・・!!
ゴンはもう怒っています。ピトーを殺そうとします。ですがキルアにそいつを殺したらカイトは元に戻らないと言われ、ピトーの治療を待つことにするのです。
ゴンはピトーの目の前に座り込み、ピトーを待つのです。もう~普通に戦わせてあげてくださいよ~ですね。心が痛いのです。ただ先が気になって仕方がないくだいおもしろいのです。
ちなみにピトーはゴンを畏れています。部屋に入ってきた王直属護衛軍のもう一人、プフとゴンのやり取りをみて考えるのです。
命懸けになる・・・
でないと
こいつの刃は
王の喉元にも
届き得るかも
知れない!!
やがてその考えは確信に変わるのです。
ピトーは考えます。
殺さねば
ならない
なんと
してみ・・・ゴンを・・・
王のために・・・!!
コムギの治療が終わります。終わりに気づいたのはゴンです。ゴンはコムギを人質(ナックルがコムギを見ている形です。)にして、ピトーへカイトの治療を頼みます。ゴンはピトーと共にカイトの元へやって来ます。
ピトーは言います。
キミはボクの
お願いを
聞いてくれただからせめてボクもキミに
正直でいようと思う
彼は
もう
死んでいる
彼の魂は
もうここにはない
もう・・・・・・
元には
戻せないんだ
ゴメンね
ゴンはその場に崩れ落ちます。ピトーは自分の念能力で自分で折った左腕の治療を始めます。治療を終えたピトーはゴンに言います。
キミを
殺さなきゃいけない
王の為に
ゴンは思います。
もう
これで
終わってもいい
だから
ありったけを
制約と誓約ですね。ゴン、命をかけてパワーアップします。
もうなんなのでしょう。こんなんなっちゃうの?
ピトーは思います。
良かった・・・・・・
命を圧縮する事で
しか成し得ないで
あろう能力・・・!!二度と念能力が
使えなくなってもいい!!それ程の
決意と覚悟で
なければ不可能!!
天賦の才を
持つ者が
更に
その才を
全て投げ出して
ようやく得られる
程の力!!
殺されるのが
ボクで
良かった・・・!!
このあと、ピトーはゴンに負けます。ですが死後さらに強大になったピトーの念。それをまとい、ゴンを抹殺することだけが目的となったピトーの骸。その骸がゴンの左腕を切断します。ゴンは思います。そして戦いの場に来ているキルアに優しく言うのです。
大丈夫
痛くないよ
強がりじゃ
ない少しだけ
嬉しい
やっと・・・カイトと同じになれた
あの時・・・少しだけ
救われた
ゴンはありったけの力で、ピトーの骸を叩き潰すのです。ただその代償は大きく・・・。医者に運ばれるも生命維持装置が外せない状態に陥ります。ゴンを助けるためのキルアの冒険が始まるわけなのですが、にしてもなんて戦いだったのでしょう。切ない。とっても切ない。出会い方が違えば、ゴンとピトー友だちになれたんじゃ。強い人気のある敵キャラは仲間になるんじゃ?違うのです。いや~ハンターハンター、とってもおもしろいですね。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。