【ハンターハンター】暗黒大陸編をわかりやすく解説してみる!結局どういうことなんだっけ?
【ハンターハンター】暗黒大陸編をわかりやすく解説してみる!結局どういうことなんだっけ?
ハンターハンターの暗黒大陸編おもしろいですよね。
ただ、複雑です。
いったい何がどうなっているのか?
わかりやすく整理してみたいと思います。
そもそもなんで暗黒大陸に行くことになったんだっけ?
カキン帝国のホイコーロー国王が、暗黒大陸への進出を宣言しました。
ホイコーロー国王です。
で、暗黒大陸ってなに?
世界地図の外側の世界です。
ハンターハンターの世界の世界地図があります。
ですがその世界地図自体、本当は暗黒大陸の中央にある巨大な湖、メビウスの中に浮かぶ島なのです。外には未開の地が広がっています。
200年以上昔に、V5(近代5大陸)によって不可侵条約が締結されました。
その存在は知りつつも、みんな行っちゃダメだよ~という感じなんでしょうね。
でも、なんで行っちゃダメなの?
人類が大陸へ進出しようとする度に大きな災いがふりかかったと古文書や遺跡に記されているとのこと。
暗黒大陸から人類が持ち帰った5大厄災!
兵器ブリオン
謎の古代遺跡を守る正体不明の球体
ガス生命体アイ
欲望の共依存
双尾の蛇ヘルバル
殺意を伝染させる魔物
人飼いの獣パプ
快楽と命の等価交換
不死の病ゾバエ病
希望を騙る底無しの絶望
キメラントの危険度がBランクです。
5大厄災の危険ランクはB+から最高のAに属しています。
カキン帝国は条約を無視していいの?
カキン帝国は新興国であり、条約を無視して単独行動できるほど経済成長を遂げているのです。超大国なのですね。そういった前提がありつつも、カキン帝国は30年ほど前に「歴史上もっとも静かな革命」と言わた真林館事件を機に、帝国主義から議会民主主義へとシフトしか過去があります。
そしてその時に国名から王族の名前を外して新しい国として再出発しました。その際、各国との条約や密約の更新をうやむやにした可能性があるのです。そのため条約違反にはならないとう・・・。
でもですね。カキン帝国の人が暗黒大陸に行きます。それがゴン、クラピカ、キルア、レオリオには関係ないじゃん。というか、カキン帝国で勝手に行って来たらいいじゃない。そう思いませんか?
ところがどっこいなのです。カキン帝国の暗黒大陸探検隊の総責任者は、ビヨンド=ネテロなのです。元ハンター協会会長、アイザック=ネテロの息子なのです。
で、しかもハンター協会の役員的な方々、十二支んの誰も会長に息子がいたことを知りませんでした。でしかも、V5(近代5大陸)より特命が下ったのです。
内容は、『ビヨンド=ネテロをハントせよ・・・!!』
じゃあ、ビヨンド=ネテロを捕まえれば問題解決じゃん!
と、そうもいかないのです。
実はビヨンド=ネテロにはV5(近代5大陸)不可侵条約の締結後、暗黒世界への渡航歴があります。人類は過去に149回(記録上)、暗黒大陸の渡航を行っています。そのうち、帰還生存者が確認されているのは5回、人数だと28名。しかもこの5回というのは、V5不可侵条約の締結後に非公式で行っています。
人類が暗黒大陸から生きて帰るのは大変なのです。で、しかも帰還生存者の28名の内、現在も存命なのはビヨンド=ネテロのみ。ビヨンド=ネテロは唯一、暗黒大陸を知るモノなのです。ビヨンド=ネテロには実績があるとうことです。
先ほど説明した一文の中に、しかもこの5回というのは、V5不可侵条約の締結後に非公式で行っています。V5不可侵条約の締結後にも非公式で暗黒大陸への渡航は行われてきました。V5的にも、暗黒大陸の渡航成功にもよっては大きなメリットを受ける可能性があることもわかってはいるのでしょう。
無尽石
水に沈めると発電する鉱石ビーズ一粒程度で一日約2万kw出力する。
暗黒大陸メビウス湖北東部沿岸の険しい山脈でとれる。
しかし、この山脈一帯を『人飼いの獣パプ』が縄張りにしている。
万病に効く香草
古代の迷宮都市にあるが、無人都市を守っているのは「植物兵器」
『兵器ブリオン』のことでしょう。
究極の長寿食ニトロ米
自生する沼地へたどりぬく前に『双尾の蛇ヘルバル』の餌食になってしまう。
三原水
あらゆる液体の元になり得る。
ミンボ共和国がハンター協会の力を借りて入手を挑むが、『ガス生命体アイ』を巡って
なんらかの諍いがあったもよう、帰還者3名は正気を失っていたとのこと
そしてさらに今回V5が問題と考えているのは、カキン帝国が公式に暗黒大陸の渡航を発表したことです。V5の面目が丸つぶれです。本来なら軍事介入も可能なのです。
国連憲章の基本条約第四条「国家間の脅威について」
七~九項で疫病
危険生物・未知の脅威に対する積極的関与の禁止を謳っております。
この危険レベルが国家の安全を揺るがしかねないと判断された場合
軍事介入を含む強制的な手段で関与の停止を促す事が許される
ただカキン帝国は超大国なのです。軍事介入などほんらい、誰も望みません。誰も無傷ではすみません。それほどのメリットがあるともV5の面々も思っていないわけです。
そのためV5が出した結論がカキン帝国をV5に迎え入れてV6にするとう平和的な解決方法です。カキン帝国をV6へ迎え、カキン帝国の渡航を他の5カ国が裏でサポートします。新大陸の開拓者として国王の名前を公式に歴史に記す代わりに、暗黒大陸で得られたリターンの配分は6等分にする。
このような解決方法を考えたのです。
それを踏まえてV5からハンター協会へ、『ビヨンド=ネテロをハントせよ・・・!!』の特例が下ったのです。V5的にはビヨンド=ネテロを捕まえたなら、その後は説得をしてもらおうとう腹づもりなのです。そして暗黒大陸への渡航時のビヨンド=ネテロの監視役をハンター協会にやってもらおうとう算段なのです。
ところが、ビヨンド=ネテロは自らハンター協会に出向きます。そして自ら拘束されるのです。V5の動向自体、ビヨンド=ネテロの想定内なのです。ビヨンド=ネテロは暗黒大陸に行きたくてしょうがいないのです。そもそもビヨンド=ネテロがカキン帝国のホイコーロー国王に歴史的な偉人にしてやるからと、暗黒大陸行きを所望したようなのです。
ハンター協会はV5の特例と言えども断るとう選択肢もあるのではないか?
ハンター協会はV5の政治的な思惑に利用されるわけですね。V5の特例を断るとなると、大きなデメリットはありますね。そうはいっても、嫌なものは嫌だ的なメンバーが十二支んの中にも出てきそうなものです。
故ネテロ会長の遺言の動画が見つかったのです。
ネテロ会長は言います。
息子より先に
暗黒大陸探検を成功に導いてほしい!!
達成条件は暗黒大陸より抱えた
「厄災」の何れかを攻略し「希望」を持ち帰る事
難易度は文句なしのAじゃ!!
但しこれは指令ではなく要望でしかない
~省略~
くり返す!!
これは決して指令ではない!!くり返す!!
これは決して指令!!!
ではない・・・
・・・指令 だな・・・・・・
十二支んのメンバーはネテロ会長の要望を指令と認識します。
ただ現状、ゴン、クラピカ、キルア、レオリオの誰も関わってきてないじゃん?
そう思いませんか?
ゴン、クラピカ、キルア、レオリオは暗黒大陸にどう関わってくるの?
十二支ん、メンバーから二人の脱退がありました。
パリストンとジンが脱退です。
そしてその二人の代わりに、レオリオとクラピカが十二支んに加入しました。
クラピカは十二支ん入りを拒みそうですよね。で、実際断りました。
それでも最終的には十二支んに入りました。
クラピカは『緋の目』を探しています。
『緋の目』の最後の持ち主が、カキン帝国の第四王子
ツェリードニヒ=ホイコーローなのです。
そして十二支んを脱退したパリストンとジンは、ビヨンド側として暗黒大陸に同行するようなのです。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。