【サンドウィッチマン】著書『復活力』を読む!そして感想!
『サンドウィッチマン』の著書『復活力』を読む!
2018「日経エンタテインメント!」による好きな芸人ランキング一位それが、サンドウィッチマンです。明石家さんまさんを抜いての一位。これは、なかなかすごいことなんじゃないでしょうか。好感度がとてもあるとうことなんでしょうね。CMも色々やられていますよね。
CMを見ただけでも、二人が感じがいいのが伝わってきますね。お二人は東北での人気が高いのでしょうかね。どうなんでしょうね。仙台出身の芸人さんで、売れてる方って、他に思いつかないですね。東北を代表するお二人、そんな印象すらありますよね。
ぼくが最初にサンドウィッチマンを知ったのは、M‐1です。敗者復活戦からの鮮やかな優勝。ほんとお見事でした。ただ、ぼくがM‐1で初めてサンドウィッチマンさんを見たときの印象は、なんてガラの悪い二人なんだ。本当に面白い漫才をしてくれるのだろうか?だいじょうぶなのだろうか?でした。
ところがどっこいです。漫才が始まると、あっという間に引き込まれました。最初のボケで心を掴まれてしまった覚えがあります。あっ!この二人、おもしろいぞ!老若男女に受ける漫才でした。こんなにガラが悪いのに・・・。老若男女に受ける漫才だ。そして優勝。
ただ個人的には思っていました。優勝はした。でもサンドウィッチマンさんに世間の需要はあるのだろうか?二人とも同じような体系をしている。キャラクターはどうなのだろうか?ただ、ぜんぜんぼくの杞憂でした。もうお二人を見ない日はありませんよね。
そんなこんなもあり、サンドウィッチマンさんてどんな方たちなんだろう?そんなことをより詳しく知りたくて『復活力』を読んでみました。
『復活力』の目次!
プロローグ 敗者って何だ?
伊達少年、富澤少年。
出会った。
高校卒業、僕たちは別々の道を歩き出した。
ついにコンビ結成。
家賃6万8000円、男ふたりの同棲生活。
サンドウィッチマン、最大のピンチ。
ついに、かすかな光。
まさかの敗者復活。
夢の決勝の晴れ舞台。
M‐1直後の嵐。
こらから。
あとがきにかえて みー君への約束!!
文庫版あとがきにかえて 10年越しで
『敗者復活』を文庫化するにあたってこの10年のことを思い出したりしてみた
『復活力』の感想!
本書には二人の出会い。二人は同じ高校で出会います。二人がそれまでどんな子供時代をおくってきたのかが、描かれています。本書は伊達さんと富澤さんが交互に、語るような形式ですすんでいきます。それは出会いから、M‐1の優勝、そしてその後までが描かれています。
本書を読み進めていくと、お二人の人柄のよさが、より伝わってきます。あっ!この二人、自分が思っているよりいい人たちなんだと思う。人柄って、ほんと大切だなとつくづく思えました。
サンドウィッチマン、最大のピンチ。の中には、伊達さんが富澤の自殺!?というショッキングな項目があります。結果、そんなことにはなっていないのですが、下積み生活の長かったお二人です。売れるまでに十年以上です。人に評価されない日々が続くというのは、なかなかのしんどさがありそうですよね。
そんなことあって、サンドウィッチマンさんお二人が売れていく過程を見ていて、お二人とも浮足立った印象があまりまりませんでした。それは、そういった苦労があってのことなのでしょうね。なんだかんだで、しっかり地に足がついているというか。二人とも地元やお世話になっつ方への感謝がある印象です。
ぼくが本書の中で、一番心に残った文章は、富澤さんの言葉です。
敗者復活を果たして、失ったものは、ラクして笑いをやっていこうという怠けた気分。得たものは、強者ぞろいの芸能界で、サンドウィッチマンの笑いを守り続けるための覚悟だ。
ああ~なんでしょうね。文章から伝わってくる本気な感じですね。
ぼくは以前言われたことがあります。
『幸せになるのにも覚悟がいるんですよ。自分の能力がどうだどか、人脈がどうだとか、学歴がどうだとか、そんなこと以上に覚悟が出来るかどうか、それが大切です。そりゃあ、こわいですよ。だからね。覚悟を決めて、えいやって!飛び込むんですよ。』
そんなことを思い出しました。
本書を読むと、サンドウィッチマンさんのお二人が、自分たちを信じて一歩一歩を着実に、紆余曲折ありながらもすすんでいった軌跡がわかります。
伊達みきおさんは言います。
信じていいよ。夢って、叶うんだぜ
自分の夢を叶えた方が言う言葉です。なかなかグッとくるものがありますよね。なんでしょう。お二人とも、人を大切さえている、そして人を応援される。そんな印象が強くあります。以前はガラが悪いとう理由でNHKには呼ばれたそうです。それが今では、NHKの番組で司会されていたり、しますね。納得です。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。