『寺田克也+キム・ギョンギ』イラスト集を読む。
『寺田克也+キム・ギョンギ 』イラスト集を読む。
絵、なかなか上達しないもんですね。難しいですね。やはり上手な人の絵を見た方が、いいんじゃないだろうか?どうやって描いているんだ。なにかしら、持って帰れるモノがあると嬉しいですよね。
寺田克也さんの絵が、すごく記憶に残る絵だなと・・・。何故なんでしょうね。インパクトでしょうかね。なんでしょうね。で、購入してみました。
表紙は、寺田克也さんとキムギョンギさんの合作です。細々しくも、もうすでに、なにか楽しそうですよね。いい感じですね。
寺田克也さん
イラスト集内の寺田克也さんの描かれた作品です。
いや~もう、なんでしょうね。上手ですよね。じょうず。うん。うん。ほんと、上手ですよね。
あれですよ。黒と白だけですよ。モノクロですよ。いや~すごいですよね。カッコイイ。恰好がいい。なんでしょうね。バランスでしょうかね。寺田克也さんの説明をしようと思ったのですが、ライブドローイングの映像を見た方が早いと思います。
常設展示「アナグラのうた」寺田克也氏による壁画ライブペインティング
使用しているのマジックですよ。弘法筆を選ばず。ってやつでじゃないでしょうか。マジックであり、マジックですね。
寺田克也:プロフィール
1963年岡山県生まれ。イラストレーター、マンガ家。代表作は『西遊奇伝 大猿王』、『寺田克也全部』、『寺田克也ラクガキング』、『寺田克也ココ10年』など作品多数。ゲーム「バーチャファイター2」、「探偵 神宮寺三郎シリーズ」。「仮面ライダーW」「仮面ライダーエグゼイド」などのクリーチャーデザインも手がけています。
キム・ギョンギさん
そして、キム・ギョンギさん
すごいですよね~。暴力的ですね。そんな絵ばっかりではないんですけどね。暴力的な絵が、なんだか魅力的に描けちゃうんですね。どこかこう、Hな雰囲気もあったりしますね。無論、そんな絵ばっかりじゃないんですけどね。
密度がすごいですよね。密度が。こちらもライブドローイングがあります。キムさんはライブドローイングで有名になられた方ですからね。やはり、すごいですね。
김정기 Kim Jung gi Drawing show in China
筆ですよ。筆。まさに、弘法筆を選ばず。ですね。
김정기 Kim Jung Gi Drawing show in France
ちなみに、フランスで描かれたモノです。少し音楽が、個人的にはちょっとうっとおしい感じがしてしまいましたが・・・。それだって、それはそうと絵がどんどん出来上がっていきますね。いや~すごい。すごいですね。お見事ですよ。
キム・ギョンギ:プロフィール
1975年韓国生まれ。ソウル在住。東義大学の美術学科で美術とデザインの修士を取得後、2002年『Young Jump』誌に掲載した『Funny Funny』でデビュー。現在は世界各国で展覧会を開催。ソウルに創立した美術学校を運営し、自らも教鞭をとられています。2016年には写真家のスティーブ・マッカリーシリーズ3冊目となるNYテロ事件9.11を題材としたルポマンガ『Magnum Photos, Tome 3 ‐ McCurry, NY 11 septembre2001』を刊行されています。
すごい!マジ。すげぇ!そんな感想しかないですよ。いや~絵を描いて、人が感動しちゃんですから、すごいですよね。あれですね。きっと、ぼくには見えないモノが、お二人には見えているんでしょね。
寺田克也+キム・ギョンギ イラスト集
イラスト集では、お二人の対談も掲載されています。
お二人とも、
線にこだわって描かれているそうです。
なんでもそれはメビウスさんから影響を受けているとのことです。
メビウスさん
メビウスさんというのは、メビウス・アイザックです。フランスのバンド・デシネ界の巨匠です。寺田克也さん、キム・ギョンギさんのお二人はもちろんの事、宮崎駿さん、大友克洋さん、鳥山明さん、浦沢直樹さんなど、名だたる方に影響を与えた人です。
↓ こちらは宮崎駿監督とメビウスさん、対談をされています。
メビウスさんは、2012年に逝去されています。それでも、時代を超えて、繋がっていくんですね。みんな、何かしらの影響を受けているんですね。そして誰かに影響を与えていく。そう考えると、なんだか清々しいものがあったり、なかったりですね。うんうん。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。